【事例で紹介】1億円の新築木造アパートの手取りはいくらになる?
不動産投資において、新築木造アパートの建設は魅力的な選択肢の一つです。
しかし、実際にどの程度の収益が見込めるのか、手取り額はどのくらいになるのか、具体的な数字をもとに検討することが重要です。
本記事では、1億円の新築木造アパートを建設した場合の収支シミュレーションを行い、投資家の視点からその実態を解説します。
1. 新築木造アパートの基本情報
建設費用:1億円
構造:木造
戸数:8戸(1LDK×8)
立地:都市近郊の駅徒歩10分圏内
2. 収入の見込み
家賃収入
各部屋の家賃を月額8万円と仮定した場合、年間の家賃収入は以下のようになります。
月額家賃収入:8戸 × 8万円 = 64万円
年間家賃収入:64万円 × 12ヶ月 = 768万円
その他の収入
駐車場収入:月額1万円 × 4台 × 12ヶ月 = 48万円
共益費:月額2,000円 × 8戸 × 12ヶ月 = 19万2,000円
年間の総収入は、家賃収入768万円 + 駐車場収入48万円 + 共益費19万2,000円 = 835万2,000円となります。
3. 支出の見込み
融資返済
借入額:8,000万円(建設費用の80%)
金利:1.5%
返済期間:35年
月々の返済額は約23万5,000円、年間の返済額は約282万円となります。
固定資産税
年間の固定資産税は約50万円と仮定します。
管理費用
管理会社手数料:家賃収入の5% → 768万円 × 5% = 38万4,000円
修繕積立金:年間約30万円
年間の管理費用は、38万4,000円 + 30万円 = 68万4,000円となります。
その他の支出
保険料:年間約10万円
広告宣伝費:年間約5万円
水道光熱費:年間約10万円
年間のその他の支出は、10万円 + 5万円 + 10万円 = 25万円となります。
4. 収支シミュレーション
年間の総収入:835万2,000円
年間の総支出:282万円(融資返済) + 50万円(固定資産税) + 68万4,000円(管理費用) + 25万円(その他支出) = 425万4,000円
年間の手取り収益は、835万2,000円 - 425万4,000円 = 409万8,000円となります。
5. 投資回収期間と利回り
投資回収期間:1億円 ÷ 409万8,000円 ≒ 24.4年
利回り:409万8,000円 ÷ 1億円 × 100 = 4.1%
6. まとめ
新築木造アパートへの投資は、安定した収益を見込むことができますが、立地や建設費用、管理体制など、さまざまな要因が収益性に影響を与えます。投資前には、詳細な収支シミュレーションを行い、リスクを最小限に抑えることが重要です。
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