本動画では、不動産投資を検討されている方から特にご質問の多い
「2026年以降の不動産投資市場はどうなるのか」
「今から投資を始めても大丈夫なのか」
といった疑問について、現場データと実務経験をもとに解説していきます。
近年は「不動産市況の悪化」「金利上昇で投資は厳しい」といった情報が多く、不安を感じている方も多いかと思います。
しかし、実際に数百棟規模の物件を企画・販売・管理している立場から申し上げると、不動産投資が終わる局面では決してありません。
重要なのは、正しい前提条件を理解し、エリア・物件・融資戦略を間違えないことです。
■ 2026年以降の不動産投資を読み解く4つの視点
以下の4つの軸で2026年以降の不動産投資市況を整理します。
１．金利・融資・価格動向などのマクロ環境
２．エリア別の市況変化
３．良い物件と注意すべき物件の見分け方
４．個人投資家が取るべき5年〜10年の投資戦略
読み終える頃には、ご自身が「どのエリアで、どんな物件を、どのような融資戦略で積み上げるべきか」という投資の地図が描ける状態を目指します。
■ 2026年前後のマクロ環境｜金利は「ある前提」の時代へ
まず押さえておきたいのが、金利と価格の動きです。
歴史的な超低金利時代はすでに終わり、今後は緩やかな金利上昇が前提の時代に入っています。
一方で、建築費や土地価格は高止まりから一部調整局面に入りつつあり、エリアによる二極化はさらに進むと見ています。
そして賃貸需要については、
「仕事・交通・生活利便性が高いエリアに、より集中する」
この流れが今後さらに強まっていくでしょう。
これらを前提に考えれば、過度に悲観する必要はなく、条件さえ間違えなければコツコツ積み上げていける相場だと捉えています。
■ 2026年以降の融資環境｜フルローンはまだ可能か？
結論から申し上げると、「誰でも・どこでもフルローン」という時代ではありません。
ただし、
・年収や金融資産
・勤務先や年齢
・既存ローン残高
・物件の収益性
・不動産会社と金融機関の関係性
これらのピースが揃えば、フルローンまたは95％以上の融資が可能なケースは今も存在します。
実際に当社が企画・販売している神奈川エリアの新築一棟アパートでも、条件が合致した方にはフルローンに近い融資を実現しています。
今後は「件数を一気に増やす投資家」よりも、自己資金を一定入れながら、1棟ずつ堅実に積み上げる投資家が金融機関から評価される傾向が強まるでしょう。
■ 価格動向｜エリアごとの明暗がより鮮明に
2026年以降、不動産価格が全国一律で崩れる可能性は低く、エリアごとの差がさらに明確になると見ています。
東京23区、特に港区・渋谷区などの一等地は、海外マネーの流入もあり、簡単には崩れにくい構造です。今後も中長期では上昇が予測されます。
一方で、土地・建築費の高騰により、利回りが合わない物件が増えているのも事実です。以前は7％以上が基準とされていましたが、現在は6％超でも良条件と言える状況です。
その中で注目したいのが神奈川エリアです。
東京より取得価格を抑えつつ、賃料水準を確保できるケースが多く、利回りと出口のバランスが取りやすいのが特徴です。
■ 賃貸需要と空室リスク｜「埋まる物件」の条件とは
当社で引き渡した物件データを見ると、駅徒歩圏×ターゲットに合った間取りの新築アパートは、ほぼ想定通りに埋まっています。
一方で注意が必要なのは、
・駅から遠いバス便立地
・駅徒歩15分以上
・築古でリフォーム不足
・同タイプ物件が乱立する供給過多エリア
こうした物件は、今後さらに空室リスクが高まる傾向にあります。
■ 2026年以降に「良い物件」「避けるべき物件」
< 良い物件の条件 >
・賃貸需要が読みやすいエリア
・供給が少なく需給バランスが良い
・将来の売却価格を想定できる出口戦略がある
< 注意すべき物件 >
・家賃下落を織り込んでいない収支
・表面利回りだけで選んだ人口減少エリア
・駅遠・専有面積20㎡未満の物件
これらは、管理・売却の現場で実際に苦労するケースを多く見てきました。
■ 5年〜10年で考える不動産投資戦略
これから1棟目を購入する方は、地方高利回りよりも、エリア・需要・出口を重視した堅実な一棟アパートをおすすめします。
1棟目を安定させることで、5年〜10年の間に2棟目へ進む道が見えてきます。
すでに1棟お持ちの方は、今後のインフレや金利上昇を見据え、資金に余裕があれば首都圏での追加取得も有効な選択肢です。
■ まとめ｜2026年以降も「選び方次第」で不動産投資は成立する
2026年以降の不動産投資は、決して楽な相場ではありません。
しかし、正しい前提と戦略を持てば、着実に積み上げられる市場でもあります。
当社では新築アパート投資に関する
無料の個別相談および
会員登録を随時受け付けております。
物件情報や融資相談など、投資家様一人ひとりの状況に合わせたご提案を行っておりますので、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
