【13年連続増収増益の裏側】【更新】 | 神奈川の不動産投資、新築アパート経営は横濱コーポレーション

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【13年連続増収増益の裏側】
代表コラム第10弾:13年連続増収増益の裏側
おかげさまで、横濱コーポレーション株式会社は創業以来13年連続で増収増益を達成してまいりました。 不動産投資を中心とした事業展開の中で、激しい市場変化や競争を乗り越えてこれたのは、見えない部分にこそ注力してきたからだと感じています。 今回は、私が実際に取り組んできた営業戦略や経営判断の考え方、そして“運”や“タイミング”をどう活かしてきたかをご紹介します。数字には表れない、経営者としてのリアルなノウハウをお伝えできればと思います。 【「朝は勝つな、夜に攻めろ」心理戦を制するタイミング術】 私は営業時代から、「何を言うか」よりも「いつ言うか」を大切にしてきました。たとえば、上司に相談や報告をする場合は、月曜の朝ではなく、金曜の夕方にするよう心がけていました。 週末モードに入っている金曜の夜のほうが、相手も心理的に柔らかくなり、受け入れてもらいやすくなるからです。 この“タイミングの見極め”は、営業においても非常に重要です。 朝は頭が冴えているため判断が厳しくなりがちです。私はあえてアポイントを午後に入れるようにし、感情が柔らかくなる時間帯を選んで商談を進めてきました。 これは三国志における孫子の言葉「朝の気は鋭く、昼は鈍り、夜は散る」にも通じる戦術であり、現代における営業や交渉にも応用できる極意だと実感しています。 【成果を出す「一点集中」の営業戦略】 会社を立ち上げたばかりの頃、私は営業先を無差別に広げるのではなく、一社に一点集中しました。その理由は明確で、限られた時間とリソースを最も効率的に使うためです。 信頼できる営業担当者を起点に、センター長やブロック長まで人脈を広げ、何度も接点を作ることで、紹介の連鎖が生まれました。 さらに、接待は必ず翌日が休みのタイミングに行い、「楽しかった記憶だけを残す」ように意識しています。そうすることで、「この会社と仕事をすると気分がいい」という印象を無意識に相手の中に残せるのです。 このように、私は営業の現場でも「心理学」や「人間の行動原理」を意識しながら取り組んできました。これは、営業マンの誰もがすぐに実践できる不動産営業ノウハウのひとつだと考えています。 【成功の原則は「即断即決」と「学びの継続」】 私は基本的に、1分以上悩むようなことはありません。どんなことでも、その場で判断するようにしています。もし後から間違いに気づいたら、素直に訂正すればいい。決断のスピードが信頼と結果を生むと信じているからです。 また、私にとって学びは欠かせない習慣です。営業時代から毎月10冊以上の本を読み続けています。 中でも心理学やマーケティングに関する書籍は、不動産投資における顧客理解や、社員教育にも非常に役立っています。 「パレートの法則」や「プラシーボ効果」、「吊り橋効果」といった法則も、実際のビジネスシーンで応用してきました。 本やYouTubeを通じてインプットし、すぐに現場に落とし込む。それを繰り返すことで、自分なりの経営スタイルが確立されていきました。 【まとめ】 13年連続の増収増益を実現できたのは、表に見える数字の裏側で、「気・運・タイミング・人間心理」といった無形の要素を大切にしてきたからです。 不動産投資においても、営業においても、そして経営においても、正解はひとつではありません。 ただ、私が実感しているのは「小さな工夫を積み重ねること」が、やがて大きな成果に繋がるということです。 経営や営業に関わる皆さんにとって、私の経験が少しでも参考になれば嬉しいです。
ページ作成日 2025-05-29
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